2023.11.13

シリコン塗料の総合ガイド!耐用年数や費用についてもご紹介!

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新築やリフォームを考える際、耐久性とコストパフォーマンスは避けて通れないテーマです。
特に、外壁や屋根の塗料選びは、その後のメンテナンス頻度や費用に大きく影響します。
シリコン塗料は、そのバランスに優れた選択肢として注目されています。
そこで今回は、シリコン塗料の基本的な特性から、耐用年数と費用相場について解説します。
 
 

*成分と市場評価

 
シリコン塗料は、正式には「アクリルシリコン塗料」と呼ばれ、アクリル樹脂とシリコン樹脂が主成分です。
市場では、塗料に迷ったらシリコンを選ぶ方も多く、その評価は高いです。
しかし、「アクリル塗料」と名前が似ているため、混同されることもあります。
アクリル塗料は低価格ながら耐用年数が短く、一般住宅ではあまり選ばれません。
 

*アクリル塗料との違い

 
アクリル塗料とシリコン塗料は、成分に違いがあります。
アクリル塗料はアクリル樹脂のみを成分としており、耐久性に劣ります。
一方で、シリコン塗料はアクリル樹脂とシリコン樹脂を組み合わせることで、耐久性が高まっています。
この差は、塗料選びにおいて非常に重要なポイントとなります。
 

□シリコン塗料の耐用年数と費用相場

 
1.費用相場の内訳
 
シリコン塗料の費用は、材料費だけでなく、施工費やメンテナンス費も考慮する必要があります。
一般的に、1平方メートルあたりの材料費は約2,550〜2,720円とされていますが、これはあくまで目安です。
地域や塗装会社によっては、この価格から上下する可能性があります。
 
2.耐用年数の変動要因
 
シリコン塗料の耐用年数は、外壁で10〜15年、屋根で6〜12年とされています。
しかし、これはあくまで一般的な数値であり、実際の耐用年数は多くの要素に影響を受けます。
例えば、気候条件や塗料の品質、施工の品質などがその要素となります。
特に、高温多湿な環境や極端な寒冷地では、耐用年数が短くなる可能性があります。
そのため、具体的な耐用年数は、メーカーや塗装会社に確認することが重要です。
 
3.総合的なコストパフォーマンス
 
シリコン塗料の費用と耐用年数を考慮した場合、総合的なコストパフォーマンスは非常に高いといえます。
初期費用はそれなりにかかりますが、その後のメンテナンス費用が抑えられるため、長期的に見て経済的です。
また、耐用年数が長いため、頻繁な塗り替えが不要です。
これにより、生活の中でのストレスや手間も少なくなります。
 
4.選択肢としてのシリコン塗料
 
シリコン塗料は、その耐用年数と費用相場から見ても、多くの住宅オーナーにとって魅力的な選択肢となっています。
特に、新築や大規模なリフォームを考えている場合、この塗料の特性を理解しておくことで、より賢い選択が可能です。
耐久性とコストのバランスを重視する方には、シリコン塗料は避けて通れない選択肢といえるでしょう。
 

□まとめ

 
シリコン塗料は、耐久性とコストパフォーマンスのバランスに優れています。
成分にはアクリル樹脂とシリコン樹脂が含まれ、アクリル塗料とは一線を画します。
費用相場と耐用年数を把握することで、より賢い選択が可能です。
この知識を武器に、理想の住まいづくりを進めていきましょう。
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