外壁塗装する際に、窓を開けられないのはなぜでしょうか。
多くの方が外壁塗装中に窓を開けたいと考えるかもしれませんが、それは難しい場合が多いです。
今回は、外壁塗装中に窓が開けられない理由と、どうしても窓を開けたいときの対処法について解説します。
目次
□外壁塗装中に窓が開けられない理由とは?
外壁塗装中に窓が開けられない理由は3つあります。
*高圧洗浄時に室内に水が入るから
外壁や屋根には長年の汚れが付着しています。
この汚れを落とすため、高圧洗浄機を使って水圧で外壁の汚れを洗い流します。
このとき、窓が開いていると室内に水が入ってしまうのです。
また、高圧洗浄をする際に、窓のカギが空いていると水圧で窓が空いてしまうことがあります。
そのため、窓を閉めておくだけでなく、窓のカギも閉めましょう。
*外壁塗装は窓にビニール養生をするから
外壁塗装の前には、塗料が塗装面以外に付着しないようにビニールで養生をします。
この養生の際、窓もカバーされるため、窓を開けられません。
* 外壁塗装中に室内にゴミやホコリが入るから
外壁塗装の作業中、ゴミやホコリが発生します。
特に、塗装面をペーパーで清掃する際や、養生を撤去する際には、ビニールについた塗膜がはがれてゴミとなることもあります。
□どうしても窓を開けたいときはどうすれば良いの?
窓を開けられないことによる不便を感じることもあるでしょう。
特に、夏や冬などの季節には窓を開けて換気したいと思うことも多いはずです。
そこで、外壁塗装中に窓を開ける方法を2つご紹介します。
1つ目は、塗装が後になる部分の養生を後回しにしてもらう方法です。
外壁塗装の工程では、すべての窓やドアを一気に養生することが一般的です。
しかし、実際にその部分を塗装するのが数日先であれば、その部分の養生を後回しにすることが可能な場合があります。
例えば、屋根から塗装を始める場合で、一緒に1階の窓付近を塗装しないのであれば、必ずしも1階の窓の養生は必要ないでしょう。
養生してもらわなければ汚れる可能性もありますが、どうしても窓を開けたいときには、塗装会社に相談してみてください。
2つ目は、指定した場所だけを先に完成させてもらうことです。
どうしても開けたい窓付近の塗装を先にしてもらうようお願いしてみましょう。
ただし、通常の工程とは異なるため、工期が遅れる可能性があります。
また、1日中窓を開けられない日があったり、養生を外せない部分があったりもすることを念頭に置きましょう。
□まとめ
外壁塗装中は、高圧洗浄をする際に室内に水が入らないようにしたり、塗装中に出たゴミが室内に入らないようにしたりするために窓が開けられない場合が多いです。
しかし、事前に塗装を任せる会社と窓を開けたいことを相談することで、不便を少しでも軽減できるでしょう。